個展 露と瘤

2020

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露と瘤
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露と瘤
露と瘤
露と瘤
露と瘤

私は木に自分のイメージを与えたい。
木に寄り添って作品を作っているとは言い難いのかもしれない。
しかし結局そのイメージは、自分が木と対峙することで
生まれ形作られているものなのだともいえる。
自分が木に作用しているのか、木が自分に作用しているのかがわからなくなってくる。
そこに勝手に現れるもの、しかし同時にそこにしか現れないものが
葉におりる露や体にできる瘤なのだ。
どこかから生まれてきて、そこの一部のようにふるまっている。
しかし、ある日ぽろりととれて、「露」や「瘤」でもない何かになるかもしれない。