とにかくオブジェとコラージュ/ Anyway, Objects and Collage

桃青京都ギャラリーのグループ展に参加します。
河井寛次郎、八木一夫の陶の作品をはじめ、様々な素材の作品と展示します。
新たにいくつか作品を作りました。
ぜひ足を運んでみてください。
日曜日、月曜日がお休みなのでお気を付けください。
とにかくオブジェとコラージュ
Anyway, Objects and Collage
会期:2022年12月2日(金)〜 12月24日(土)
開廊時間:11:00 ~ 18:00 *24日(土)は16:00閉廊
休廊:日曜日・月曜日
美術、工芸、絵画、陶彫、木彫などのジャンルにとらわれず、
それぞれの時代に、自らの思想や表現、素材をコラージュしながら
オブジェクトをつくりあげる作家によるグループ展。
「兎に角」「オブジェとコラージュ」をテーマに、6名の作家による作品をギャラリーに点在させながら、
「とにかくオブジェとコラージュ」に展覧会を構成します。
We are pleased to present a group exhibition by artists who are not bound by the genres of fine arts, crafts, painting, ceramic sculpture, wood carving, etc., but create objects by collaging their own ideas, expressions, and materials in their own time.
金氏徹平 Teppei Kaneuji
河井寛次郎 Kanjiro Kawai
川端健太郎 Kentaro Kawabata
森千裕 Chihiro Mori
八木一夫 Kazuo Yagi
矢野洋輔 Yosuke Yano
企画・監修
金島隆弘 Takahiro Kaneshima
協賛
一般財団法人美術文化財団
http://www.toseigallery.com/2010423450–upcoming1.html
春日山原始林アートプロジェクト2022
春日山原始林・滝坂の道の大きな杉
奈良の芸術祭はならぁとの関連イベントとして、
今年も春日山アートプロジェクトの展覧会に参加します。
僕は「生える伸びる猿」の新しい作品を出展します。
会場は天理の商店街にある元おもちゃ屋さんの建物です。
アーケードから一日中まどろむ音楽が聞こえてくる不思議なお部屋になりました。
春日山原始林アートプロジェクト2022
春日山原始林・滝坂の道の大きな杉
会期|10月21日(金)-11月7日(月)
火・水・木曜は休み。ただし、10月26日(水)・11月3日(木・祝)は開 催
時間|10:00-17:00会場|旧出口おもちゃ店(奈良県天理市三島町409-3)
入場無料
はならぁと2022 https://hanarart.jp/2022/
春日山アートプロジェクト https://kasugayama-artproject.jimdosite.com
「POP UP @KCUA」 参加のお知らせ

京都の「堀川文化ビルヂング」という場所でのグループ展に参加します。
日本画の作家お二人との不思議に調和した空間になりました。
お知らせが遅くなりすみません。
よろしくお願いいたします。
京都市立芸術大学移転整備プレ事業
POP UP @KCUA: 大槻拓矢、森夕香、矢野洋輔
作家 大槻拓矢、森夕香、矢野洋輔
会場 堀川新文化ビルヂング
京都府京都市上京区皀莢町287(堀川商店街 北側)
会場は@KCUAではありません。ご注意ください。
展示室 NEUTRAL
会期 2022年1月15日(土)–2022年2月13日(日)
開館時間 10:00–20:00
入場料 無料
企画 京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA
主催 京都市立芸術大学
共催 NEUTRAL
お問い合わせ 京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA
Tel: 075-253-1509
メールでのお問い合わせは、
お問い合わせフォームからお送りください。
ものをつくることを日々のいとなみとしてきた街に、文化をより楽しむための新しい場所「堀川新文化ビルヂング」が生まれました。また、約140年にわたって芸術を育むための活動を続けてきた京都市立芸術大学は、より街にひらかれた、テラスのような大学を目指して、新しい場所を作ろうとしています。これら二つの活動体が協力して行われる本展では、近年に京都市立芸術大学を卒業・修了した作家のなかから、大槻拓矢、森夕香、矢野洋輔の三人の作品を紹介します。
大槻拓矢は、写生や模写で得たかたちを丁寧な筆致で画面に転写して配置しながら、絵画とは何かを考察する作品を制作しています。写生のモチーフとなるのは、大槻が日々過ごすなかで出会う、誰もが目にしたことがあるかもしれない事物の数々です。写すという行為の繰り返しを通してごくシンプルなかたちとなったそれらは、柔らかな色彩を纏い、本画のパーツとして機能します。それらの断片は互いに繋がりを持つようで持たないままに、ときにはある方向に流れるように、あるいはどこへも向かわずに漂って、特定の物語を示すことなく画面の中に存在しています。その様子は頭に浮かんでは消えていくとりとめのない物事のありさまにもどこか似て、画面を眺めているうちに鑑賞者自身の中でぷっつりと途切れていた記憶と繋がって何らかのストーリーに結びつくのは、ある意味で必然と言えるかもしれません。
森夕香は、湿度や温度、風、音などのその時々の環境と、身体とのゆらぐ関係性を自らの経験を手掛かりにして描き出します。自分の外側の世界に接する皮膚、目、耳が感じ取ってきたいくつもの情報に影響を受けて身体の内部が変化していく様子が、互いに溶けゆくような、境界のあいまいな図像に表現されています。これは森だけの特別な体験ではなく、日常の中で誰にでも起こり得るけれど、たとえばカメラでは記録することができないような、不可視でつかみどころのない現象です。それらに有機的なかたちを与える森の筆づかいは非常に動的かつ軽やかで、絵画というフォーマットでありながら、視覚偏重の世の中に生きる私たちの、視覚以外の感覚をも呼び覚ますのです。
矢野洋輔の制作は、素材となる木との出会い、それらが持つ個性との対話から始まります。力業でねじ伏せて造形を行うのではなく、その木の種が持つ特徴、一つとして同じものがない節や枝などの特徴などに寄り添いながら、唯一無二のかたちを作り上げていきます。また、スケッチやドローイングには、日々の観察で出会ったものをさまざまな視点から捉えたかたちや、制作における思索など、ものをつくるという行為とは何かをシンプルに突き詰めるさまが表れています。そうして矢野が作り出すやさしくも力強い木彫は、芸術表現という域を超えて、私たちに自然と人間との共生のあり方、人が生きるために不可欠な営みについて思いを巡らせることを促します。
三者三様の表現ではありますが、日常の中で出会う小さな気づきと丁寧に向かい合うことでうまれた作品の数々は、鑑賞者それぞれの思考、記憶や感覚と結びつき、新たな物語をもたらしてくれることでしょう。この展覧会が、書店を入り口に思索を広げるこの場所でめくられる、実り多き1ページとなれば幸いです。
藤田瑞穂(京都市立芸術大学ギャラリー@KCUAチーフキュレーター/プログラムディレクター)

